【データ公開】30代ファミリーの固定費平均と削減できる目安/家計調査と比べてわかったこと

固定費ってどのくらいかかってるのが普通なの?うちって多い方?それとも普通?基準がわからなくて…

わかります。「自分の家の固定費が多いのか少ないのか」を判断する基準って、意外と誰も教えてくれないんですよね。友達と家計の話はしにくいし、ネットで調べても「平均」が出てこない。

第二子誕生をきっかけに家計を本格的に見直したとき、みほも最初にぶつかったのがこの壁でした。家計簿アプリで固定費を全部書き出して「月18万円以上」という数字が出たとき、「これって多いの?普通なの?」がわからなかった。

でも、総務省の家計調査データと実際の我が家を比べてみたら、「削れる費目・削れない費目」の見分け方と、削減できる目安額がはっきり見えてきました。この記事では、そのプロセスをそのままお伝えします。

この記事でわかること

  • 総務省データで見る30代ファミリーの固定費平均
  • みほ家と平均を比べてわかった3つの差
  • 「削れる固定費」と「削れない固定費」を見分けるコツ
  • 収入・家族構成別の削減できる目安額
  • 削減効果の大きい費目の優先順位と今月できるアクション
目次

30代ファミリーの固定費平均はいくら?|家計調査データで読む実態

固定費の平均を調べるときに参考になるのが、総務省が毎年公表している「家計調査」です。2023年のデータによると、二人以上の世帯(勤労者世帯)の月平均消費支出は約31万円。うち30代世帯に絞ると、同水準かやや少ない傾向が見られます。

この消費支出の中で「固定費」にあたる費目——住居費(住宅ローン・家賃)・保険料・通信費・光熱費・教育費——を合計すると、消費支出全体の55〜65%を占めることが多いとされています。月31万円の支出なら、固定費だけで17〜20万円になる計算です。

もちろん、住宅ローンの有無・地域・家族人数によって大きく差が出ます。ただ、「固定費の平均像」として参考にする目安は、以下のような感じになります。

住居費
5〜13万円
保険料
2〜5万円
通信費
1〜2万円
光熱費
1.5〜2.5万円
サブスク等
3,000〜1万円
合計目安
15〜25万円

住居費の差が最も大きく、地域や購入時期によって幅があります。ただ、「住居費以外の固定費」——保険・通信・光熱費・サブスク——は多くの家庭で5〜8万円の帯に入っています。この部分が、見直せばすぐに削れる可能性の高い領域です。

「平均と比べてもよくわからない」と感じる理由

原因①家計調査は全国平均のため、地域・持ち家の有無・家族構成で数字が大きく変わる。「平均より多い=削りすぎ」ではなく、まず自分の家の構成を把握することが先決。

見るべきは「住居費以外の固定費の合計」

ポイント住宅ローンはすぐには変えにくいが、保険・通信費・サブスクは比較的手を付けやすい。「住居費以外の合計が5万円を超えていたら、削減余地がある可能性が高い」と覚えておきましょう。

みほが実際に削減できた固定費5つ

  1. 通信費(格安SIM)——月6,000円削減・削減効果が最も大きかった
  2. 保険料(FP無料相談)——月8,000円削減・夫の特約の重複が発覚
  3. 光回線(乗り換え)——月2,300円削減・速度も上がって一石二鳥
  4. サブスク(12個→5個)——月4,500円削減・書き出すだけで気づけた
  5. ウォーターサーバー(解約)——月4,200円削減・浄水器で代替

平均と我が家を比べたら3つの差が見えた|みほ家の固定費全公開

「平均を知ってもピンとこない」という方は多いと思います。みほも同じでした。だから、家計調査の数字と実際の我が家を費目ごとに比べてみることにしました。

家計簿アプリで固定費を全部書き出したときの内訳がこれです。

みほ家の固定費内訳(月)
住宅ローン
120,000円
削りにくい費目
保険(家族3人)
45,000円
削減候補・FP相談で月8,000円削減
通信費(2回線)
8,000円
削減候補・格安SIMで月6,000円削減
光回線
5,500円
削減候補・乗り換えで月2,300円削減
サブスク計
7,500円
削減候補・整理で月4,500円削減
住居費以外の合計
66,000円
→ 削れる可能性がある費目の合計

住宅ローンを除いた固定費が月6.6万円。「削れる固定費がこんなにあったんだ」と気づいたのが、最初の一歩でした。

平均データと比べたとき、差が浮かび上がった費目は3つです。

1
保険料が全国平均の1.5倍以上
30代ファミリーの目安は月2〜3万円に対し、みほ家は月4.5万円。FP相談で内容を見直したところ、夫の生命保険に不要な特約が4つ付いていたことが発覚。同等の保障で月8,000円の削減が実現しました。
2
通信費は平均より低めだったが、格安SIMでさらに大きく削れた
スマホ2回線で月8,000円・光回線で5,500円。合計13,500円は全国平均(月15,000〜18,000円)より低め。でも格安SIMに変えると月6,000円追加で削減でき、「すでに安い」と思っていた費目にまだ余地があったことに気づきました。
3
サブスクは「まあ普通かな」と思っていたのに、実態は12サービス・月7,500円
書き出してみて初めて「使っていないのに払い続けているもの」が4,500円分あることに気づきました。金額が小さいほど、見落としやすい落とし穴です。

「削れる固定費」と「削れない固定費」を見分けるコツ

固定費を書き出したとき、「全部見直したいけど、全部は大変」と感じる方が多いと思います。でも実際には、削れるものと削れないものはかなりはっきり分けられます。判断の基準は一つです——「契約を変えるだけで毎月自動的に削減できるか」です。

削れにくい固定費

・住宅ローン(残期間・金利で左右される)
・固定資産税・管理費(住まいに付随)
・子どもの学費(公立は変えにくい)
・駐車場代(立地次第で動かせない)

削れる可能性が高い固定費

・通信費(格安SIMで60〜80%削減も)
・保険料(特約見直しで月数千〜1万円)
・光回線(乗り換えで月2,000〜3,000円)
・サブスク(書き出すだけで気づける)
・ウォーターサーバー(解約+浄水器で年5万円)

「削れない」に見える住宅ローンも、実は「借り換え」という手段があります。金利差が0.5%以上あれば、借り換えによって月1〜3万円の削減になるケースも珍しくありません。ただし手続きに時間と手間がかかるため、まずは削れる費目から先に動くのが現実的です。

固定費を分類するときのチェック

Q1申し込みや解約手続きで変えられる費目か?→ YES なら「削れる候補」

Q2変えたことで生活への影響は許容範囲か?→ YES なら「削れる費目」確定

Q3削減効果が毎月継続するか?YES なら今すぐ動く価値あり

削減できる目安はいくら?|費目別に整理する

「実際、自分の家はどのくらい削れるのか」という目安について、費目ごとに整理してみます。みほ家の実体験をベースにした数字なので、参考にしてください。

通信費
月4,000〜8,000円削減
夫婦2回線で格安SIM
保険料
月3,000〜1万円削減
FP相談で特約見直し
光回線
月1,500〜3,000円削減
プロバイダ乗り換え
サブスク
月2,000〜5,000円削減
不要なサービスを整理

月2万円の削減が、10年で240万円になる

固定費の見直しは「今月だけ節約する」ではなく、「毎月ずっと得をし続ける仕組みを作る」こと。一度動けば、その効果は何年も続きます。

みほ家の実績は月20,800円(通信6,000円+保険8,000円+光回線2,300円+サブスク4,500円)。手取りは変わらないのに、毎月2万円以上の余裕が生まれたことになります。

「月2万円なんて大したことない」と思う方へ——年間に換算すると24万円。10年で240万円です。子どもの教育費・旅行代・老後の備え。削減した固定費は「使わなかったお金」ではなく、「別の選択肢に使えるお金」に変わります。

削減効果の大きい順で動く|カテゴリ別の優先順位

「何から手をつければいいか」は、削減効果の大きいものから順番に動くのが正解です。全部を同時にやろうとすると、情報収集だけで疲れて挫折します。みほも格安SIMを終わらせてから保険に動いた。その達成感が次の行動を後押ししました。

1位
格安SIM(通信費)削減幅が最大・手続きは1〜2時間で完了。効果が翌月からすぐ出る。
2位
保険料(FP無料相談)2〜3時間の相談で特約・重複を整理。年10万円近く削減できることも。
3位
光回線(プロバイダ乗り換え)申し込みから開通まで1〜2ヶ月かかるが、毎月の削減効果は長く続く。
4位
サブスク整理書き出すだけで今日できる。削減幅は小〜中だが、手間が一番少ない。
5位
住宅ローン借り換え削減幅は最大だが、検討に時間がかかる。①〜④が終わってから取り組む。

「全部やらないといけないのか」という心配は不要です。①の格安SIMだけでも、多くの家庭で月5,000〜8,000円の削減になります。まず1つ終わらせると、「できた」という実感が次のアクションへの自信になります。

「削れない」と思っている人がはまりやすいパターン3つ

固定費を見直そうとして、なぜか途中で止まってしまう人がいます。原因は決まって3つのパターンのどれかです。

止まってしまう3つのパターン

パターン①「もったいなくて解約できない」:「使わないけど、いつか使うかも」という気持ちでサービスを解約できない。でも「もったいない」と思う間も、毎月お金は引き落とされています。

パターン②「手続きが面倒くさい」:格安SIMも光回線も、実際の手続きは「ウェブで申し込む→届いたら差し替え→設定する」だけ。みほも3ヶ月先延ばしにしましたが、実際やったら1時間で終わりました。

パターン③「少しだけしか削れないから意味がない」:「月5,000円しか削れないから大したことない」という感覚。でも月5,000円は年6万円。保険も見直せば月1万円超えも十分あります。

パターン①に心当たりがあります。解約しようと思うたびに「でもなぁ…」ってなってしまう。

その「でもなぁ」が一番コストがかかっています。「使っていないか」を基準にするだけで解約の決断がグッとしやすくなりますよ。

今月から動ける!固定費見直しのファーストアクション

「全部やらなくていい。まず1つだけやる」が、固定費削減を成功させる最大のコツです。みほが実感したのも、格安SIMを1つ終わらせたときの「思ったより全然簡単だった」という手応えでした。今日から3つだけやってみてください。

01
固定費を全部書き出す(15分)銀行・クレカの引き落とし明細を見ながら、毎月固定で出ていくお金をリストアップ。「住居費以外の合計」を出してみる。
02
格安SIMのエリアマップを確認する(10分)楽天モバイル・LINEMO・povo などのサイトで、自宅と職場のエリアを確認。「使えると分かった」だけで心理的ハードルは大きく下がる。
03
FP無料相談を予約する(5分)ほけんの窓口・マネードクターなどのサイトから、最寄りの店舗を予約。「まず話を聞くだけ」でOK。

「調べた人が得をする」——これが固定費削減の本質です。何もしなければ、来月も再来月も同じ金額を払い続けることになります。まず1つだけ動いてみてください。

みほが固定費の「平均」を知ってから変わったこと

1ヶ月目

家計調査データで衝撃を受けた

政府の家計調査を見て、「30代ファミリーの通信費平均は月15,000円以下」と知った瞬間、みほは絶句しました。うちは2回線で月18,000円。平均より高かったのです。「高いとは思っていたけど、こんなに差があるとは」と初めて危機感が生まれました。

2ヶ月目

費目別に「削れるか」を判断した

固定費を全部書き出して、平均と比較しました。通信費(平均より高い)・保険料(平均の1.5倍)・サブスク(把握できていなかった)の3つが削減候補として浮かび上がりました。「全部やろう」ではなく「通信費から」と優先順位を決めて動くことにしました。

3ヶ月目

格安SIM+保険見直しで月1.2万円削減

格安SIMへの乗り換えで月6,000円の削減、FP相談で保険の不要な特約を整理して月6,000円の削減。合計月12,000円の削減に成功しました。「平均を知る」という小さな一歩が、具体的な行動に変わった3ヶ月でした。

よくある質問|固定費平均についてQ&A

Q30代ファミリーの固定費平均はいくらですか?

A政府の家計調査によると、30代2人以上世帯の月間消費支出は平均30〜35万円程度です。このうち固定費(住居費・通信費・保険料・光熱費・サブスクなど)は15〜20万円前後が多くなっています。住居費だけで10〜12万円を占める家庭が多いです。

Q住居費を除いた固定費の目安はどのくらいですか?

A通信費・保険料・光熱費・サブスクの合計で月5〜8万円が一つの目安です。この範囲を大きく超えている場合は、見直しの余地があります。特に通信費が月2万円超、保険料が月5万円超の家庭は削減できる可能性が高いです。

Q固定費が平均より高い場合、何から見直せばいいですか?

A削減効果の大きい順に「通信費(格安SIM)→保険料(FP相談)→光回線→サブスク整理」の順で見直すのが効率的です。通信費だけでも月5,000〜8,000円の削減は多くの家庭で実現できます。

Q専業主婦家庭と共働き家庭で固定費の差はありますか?

A大きな差はありませんが、共働き家庭はスマホ回線数が多くなる傾向があります。また、専業主婦家庭では保険の重複(死亡保障の過剰加入など)が発生しやすいため、FP相談での保険見直し効果が出やすいケースが多いです。

Q子どもが生まれると固定費はどのくらい増えますか?

A子ども1人あたり月2〜5万円程度の増加が目安です(保育料・習い事・食費など)。固定費として大きいのは保育料(0〜3歳は特に高い)と学資保険または教育費の積み立てです。子どもが生まれたタイミングで保険の内容を見直すことをおすすめします。

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まとめ|「平均」より「自分の家で削れるか」を見つけることが大事

30代ファミリーの固定費は、住居費を除いて月5〜8万円が一つの目安です。この中で保険・通信費・光回線・サブスクを見直せば、月1〜2.5万円の削減は多くの家庭で十分現実的な数字です。

大切なのは「全国平均と比べること」ではなく、「自分の家に削れる費目があるかどうか」を把握することです。みほも最初は平均との比較で何もわからなかった。でも、1つ1つの費目を書き出して「これは削れる・これは削れない」と分けた瞬間から、具体的に動けるようになりました。

固定費見直し、どこから始める?

□ 固定費を全部書き出した → 住居費以外の合計を確認
□ 格安SIMのエリアマップを確認した → エリア内なら乗り換え検討スタート
□ サブスクリストを作った → 3ヶ月使っていないものを解約候補に
□ FP無料相談を予約した → 保険の見直しはプロに任せる
□ 格安SIMへの乗り換えを完了した → 月5,000〜8,000円削減を実感
払わなくていいお金を払い続けることの方が、よほどもったいない。

固定費の平均と比べることより、「自分の家で削れるものがあるか」を見つけることの方が大切。まずは全部書き出すだけでいい。それだけで動き出せます。

固定費の見直しに関連する記事もあわせてご覧ください。

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