【本音レビュー】新電力に乗り換えて後悔した?実際のところを正直に書く

新電力ってお得そうですが、倒産したニュースも見るし、乗り換えて大丈夫なのかが心配で…

「新電力に乗り換えれば電気代が下がる」という話は、一時期かなり話題になった。でもその後「新電力が倒産した」「電気が止まるのでは」というニュースも続き、乗り換えを迷っている人が増えた。みほも新電力を「試みて断念した」一人だ。

この記事では「新電力の仕組み・リスク・実際に乗り換えて後悔した人のパターン」を整理した上で、みほが新電力を選ばなかった正直な理由を書く。合わせて「新電力なしで電気代を下げる方法」も紹介する。

この記事でわかること

  • 新電力とは何か・大手電力との違い
  • 新電力が倒産したら電気が止まるのか?(正直な答え)
  • 新電力に乗り換えて後悔した人のパターン
  • みほが新電力を選ばなかった理由
  • 新電力に頼らず電気代を下げる方法(代替案)
目次

電気代節約のために新電力を検討したが……踏み切れなかった理由

みほが新電力を本格的に検討したのは、固定費の見直しを始めて通信費・保険の次のターゲットを探していたころだ。電気代は夏冬で月1万2,000円〜1万5,000円かかっており、「ここを削れないか」と思っていた。

調べると、新電力への乗り換えで「月1,000〜3,000円削減できた」という体験談が多かった。「じゃあ試してみようか」と思っていた矢先、2022〜2023年にかけて新電力会社の相次ぐ値上げ・撤退・倒産のニュースが続いた。

📝 みほの体験談

・2022年:「新電力に乗り換えよう」と比較サイトで候補をリストアップ
・2022年後半:候補に入れていた会社が相次いで値上げ・サービス停止のニュース
・「倒産したら電気が止まるの?」という不安が拭えなかった
・結論:「大手のままでいよう。その分他を削る」という判断になった

みほの選択が正解だったかは今でもわからない。でも「理解した上で選ばなかった」のか「怖くてやめた」のかでは、納得度が違う。この記事では「実際のところ」を整理したい。

新電力を選ぶ・選ばないどちらも「理解した上で判断する」ことが大切です。「怖いからやめる」は情報不足からくる判断かもしれません。まず仕組みを知ることが先決です。

この記事で整理する5つのポイント

  1. 新電力とは何か(仕組みの基本)
  2. 倒産・撤退したら電気が止まるのか
  3. 乗り換えて後悔したパターン
  4. 乗り換えてよかった人の共通点
  5. みほの判断理由と代替策

新電力とは何か——大手電力との違いをシンプルに説明

「新電力」とは、2016年の電力自由化以降に電気の小売事業に参入した事業者のことを指す。東京電力・関西電力などの大手電力(旧一般電気事業者)とは異なり、独自の料金プランで電気を販売している。

大手電力(東京電力など)
・送配電網を自社で所有・管理
・電気料金の安定性が高い
・倒産リスクが低い
・料金は国の規制があるため急激な変動は少ない
新電力
・送配電網は大手電力から借りている
・独自プランで安い料金設定が可能
・企業規模が小さいと倒産リスクあり
・電力市場の影響を受けやすい(2022年問題)

重要なのは「新電力も大手電力の送配電網を使って電気を届けている」という点だ。電気は同じインフラを通じて届くため、電力会社を変えても「電気の品質・電圧」は変わらない

新電力のリスクと「倒産したら電気が止まる」は本当か

「新電力が倒産したら電気が止まるのでは?」という疑問への答えは、原則として「すぐには止まらない」だ。

倒産したら電気が止まるって本当ですか?急に切られたらこわいんですけど…

新電力が撤退・倒産した場合の流れ

解決①利用者に事前通知が届く(電力会社が廃業・撤退)
解決②地域の大手電力が一定期間供給を続ける(自動的に最終保証供給へ切り替わる)
解決③この間に乗り換え先を決める時間がある(最終保証期間は約3ヶ月)
突然電気が止まることはない

ただし、最終保証供給中の電気料金は大手電力の標準料金より高くなることがある。また、乗り換え手続きの手間や、次の電力会社を選ぶ時間が必要になる。

2022年に実際に問題になったのは「倒産」ではなく「急激な値上げ」だった。電力市場の高騰を受けて、新電力が採算が取れなくなり、大幅な値上げや「新規受付停止→既存客の料金見直し」という事態が多発した。

新電力に乗り換えて後悔した人のパターン——よくある失敗例

実際に新電力に乗り換えて「後悔した」という人の共通点を調べてみた。多くは以下のパターンに当てはまる。

新電力で後悔した人のパターン

原因①2021〜2022年に「最安値」のプランで乗り換えた→2022年の電力市場高騰で急激な値上げに直面した
原因②市場連動型プランを選んだ→電力価格が上がるにつれて電気代が跳ね上がった
原因③乗り換え先の会社規模を確認しなかった→突然のサービス終了で再手続きが必要になった
原因④「安い」という理由だけで選んだ→料金設定の仕組みを理解していなかったため、変動に対応できなかった

特に「市場連動型プラン」は要注意だ。電力市場の価格に連動して料金が決まるため、電力不足の時期には通常の数倍になることがある。「安いとき」の料金だけを見て乗り換えると、高騰したときに想定外の請求になる。

新電力に乗り換えてよかった人の共通点

後悔した人がいる一方で、「乗り換えてよかった」という人も当然いる。その共通点も確認しておく。

新電力乗り換えが上手くいった人の特徴

解決①固定型プランを選んだ:電力市場の変動に左右されない安定型を選んでいる
解決②会社規模・実績を確認した:大手企業系列の新電力(東急でんき・auでんきなど)を選んでいる
解決③月1,000〜2,000円の削減を長期間継続できた:2021年以前に乗り換えて2〜3年間安い料金を享受した
解決④定期的に料金を確認して、悪化したらすぐ乗り換えた:「乗り換えたら放置」ではなく、継続的に管理していた

新電力は「選び方次第」だということがわかる。「どこでも安い」わけではなく、「安定した固定型プランを提供する実績ある会社」を選ぶと比較的リスクが低い

新電力を選ぶなら「固定型プラン×大手系列会社」が鉄則です。市場連動型は安いときに魅力的に見えますが、高騰したときのリスクが大きすぎます。

みほが新電力を選ばなかった理由——正直な判断基準

みほが最終的に新電力を選ばなかった理由を正直に書く。

一番大きかったのは「管理のコスト」だ。電力会社を乗り換えると、料金変更のタイミングで「今の会社でいいのか」を定期的に確認する必要がある。格安SIMや光回線と違い、電気代は市場状況によって変動しやすいため、乗り換えた後も継続的に見直しが必要という手間が気になった。

二つ目は「削減額の規模感」だ。新電力に乗り換えた場合の削減額は、月1,000〜2,000円が平均的な水準。格安SIMでの月6,000円削減・保険で月8,000円削減と比べると、労力に対するリターンが小さいと感じた。

みほの固定費削減の優先順位

① 格安SIM乗り換え:月6,000円削減(手間:少)
② 光回線乗り換え:月2,300円削減(手間:中)
③ 保険見直し:月8,000円削減(手間:中)
④ 新電力:月1,000〜2,000円削減見込み(手間:中〜大)←優先度は低め

みほの判断:他の削減が一巡してから、新電力を改めて検討する。今は「大手電力のまま、使い方で節電する」という方針を取っている。

新電力に頼らず電気代を下げる方法——代替案を試してみた

「新電力には乗り換えないけど電気代は下げたい」というみほが実際に試した方法を紹介する。

01
大手電力の「時間帯別プラン」に変更東京電力は「スマートライフ」などの夜間・早朝が安いプランがある。洗濯機・食洗機を夜間に回すことで、月500〜800円の節約になった。乗り換えなしでできる最も手間が少ない方法。
02
エアコンの設定見直し冷房は28℃設定・暖房は20℃設定を徹底。フィルター掃除を月1回に。電気代への影響は夏冬で月1,000〜2,000円減の実感があった。
03
待機電力のカット使っていないコンセントを抜く・節電タップを使う。月300〜500円程度の効果。地味だが継続できる。
04
LED照明への切り替え(完了済み)引っ越し時にすべてLEDに変更済み。今から切り替える場合は電球型LEDで1個あたり数百円で対応可能。長期的な効果は大きい。

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□ 大手電力の時間帯別プランへの変更を調べた → 乗り換えなしで月500〜800円節約できる可能性
□ エアコンのフィルターを最近掃除した → 月1回の掃除で消費電力が下がる
□ 家の照明はすべてLEDに変えた → 白熱球が残っていれば切り替えを
□ 洗濯機・食洗機を夜間に使うようにしている → 時間帯別プランとセットで効果が出る

まとめ——新電力は「選ばない」も正解。「理解した上で判断する」が大事

新電力への乗り換えは「やった方がいい」でも「やらなくていい」でもなく、「理解した上で自分の状況に合わせて判断する」ものだ。リスクを把握した上で選ぶなら、メリットを享受できる可能性がある。

みほは「今の段階では他の固定費削減の方が優先度が高い」と判断して見送った。でも「電力自由化の仕組み・倒産したときの流れ・後悔するパターン」を理解したことで、将来的に検討するときの土台ができた。

「新電力が怖い」という気持ちは情報不足からくることが多い。「怖いからやめる」ではなく「理解した上で選ぶかどうか決める」姿勢が、固定費削減全体を通じて大切な考え方だ。

「よくわからないからやめる」より「理解してから決める」。固定費削減の選択肢を増やすのは、知識を増やすことから始まる。

新電力を選ぶかどうかは、他の固定費削減の状況を見てから決めても遅くありません。まず削減効果が大きく・管理が楽な通信費・保険から見直すことをおすすめします。

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